自宅でも愛犬の毛をカットできるバリカン。実は初心者でもトリミングサロンに行かずとも、きれいにカットできる商品が増えています。しかし、ペット用品を扱うドギーマンをはじめ、パナソニックのような家電メーカーからも販売されており、どれがよいか悩みますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の犬用バリカン24商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの犬用バリカンをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな犬用バリカンは「初心者でもきれいにカットでき後処理も簡単で、犬にもやさしい商品」。徹底検証してわかった犬用バリカンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな犬用バリカンを「初心者でもきれいにカットでき後処理も簡単で、犬にもやさしい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の犬用バリカン24商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:切れ味のよさ検証②:バリカンの動かしやすさ検証③:怖がりにくさ検証④:使用後の手間の少なさ
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初心者でも使いやすい!切れ味よく思いどおりに刈れる
「洗えるコードレスバリカン」は、さまざまなペット用品を手広く展開するドギーマンハヤシの商品。刃も本体もまるごと洗えてはじめてのバリカンにおすすめと謳っています。切れ味のよさの検証の結果、毛が引っかからずスムーズに全身カットができました。モニターからも「一回も引っかかることなく、終始スムーズにカットができた」との声が挙がり、高評価を獲得。また、重量198g・長さ16.7cmと扱いやすい重さ・サイズなので、狙ったところを的確に刈りやすい商品といえます。本体側面に凹みがあるので握りやすい点も好印象でした。稼動音は57.8dBと非常に静かな一方で、15分連続で稼動したときの刃の温度は45.5℃とやや高め。一部分に当て続けると犬を驚かせたり、低温やけどをさせたりする可能性があるので、こまめに電源を切り休憩を挟むように心がけましょう。本体を水でまる洗いできるのに加え、掃除用ブラシもついているため、手間をかけずに手入れ可能。初心者でもきれいにカットでき、使用後の手間も少ないベストバイといえるでしょう。
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切れ味と扱いやすさが両立。静かな動作音も魅力
BTMは日本国内を拠点に、家庭用品やペット関連アイテムを幅広く展開するブランドです。「BTM P18PET」は、コードレスで長時間連続使用できるバリカンとして展開されており、使用状況がひと目でわかる液晶ディスプレイが特徴的な商品です。刃の動きは滑らかで、仕上がりにも大きなムラがなく、切れ味は十分な仕上がりでした。また、コードレス仕様で扱いやすく、場所を選ばず使える点も魅力。自宅での手軽なトリミングを目的とする人にとっては十分な性能といえるでしょう。掃除用ブラシは付属していますが、本体を水でまる洗いできないため手入れには手間がかかります。動作音は平均57.8dBと比較的静かで、大きな音に敏感な犬にも使いやすい設計です。使用中の刃の温度も過度に上がらず、皮膚が薄く熱に敏感な犬にも配慮されています。仕上がりの良さと扱いやすさを重視する人におすすめ。動作音や発熱も控えめで使いやすい一方、お手入れは本体が水洗いできないため手間がかかるでしょう。
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確かな切れ味に加え、静かな稼動音で音に敏感な犬におすすめ
「エキスパートスタイル」は、ペット用品メーカーであるドギーマンハヤシの商品。静音モーターで怖がりさんの犬にもおすすめと謳っています。長さ16.9cmと持ちやすいうえ、高いフィット感がありカット中にブレにくかったのが魅力。また、切れ味のよさの検証では、引っ掛かりが少なくスムーズな全身カットができました。稼動音は53.3dBと非常に静かな一方で、15分間連続で稼動し続けた場合、刃の温度は48.9℃まで上がってしまいました。そのため適度に休憩を挟んだり電源をこまめに切ったりするなど、犬を怖がらせないような配慮が必要でしょう。掃除用ブラシは付属していますが、水でまる洗いはできないため、汚れた部分は使用後に濡れた布巾で拭き取る必要があります。
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刃が熱くなりにくい。皮膚が薄く敏感な犬におすすめ
「ペットクラブ犬用バリカン」は、生活家電から住宅設備まで展開しているパナソニックの商品。水で丸洗いできるので使用後の手間が省けると謳っています。重量143g・長さ16.3cmで思いどおりに動かしやすいうえ、アーチ型の形状が手にフィットし、思ったとおりに動かしやすい印象を受けました。さらに切れ味のよさの検証の結果、多少引っ掛かりを感じましたが、おおむねスムーズに刈れました。初心者でもきれいにカットしやすいでしょう。加えて、15分間連続で稼動しても、刃の温度は38.1℃とほとんど上昇しなかったため、皮膚が薄く敏感な犬におすすめ。加えて稼動音も63.6dBと静かで、犬の恐怖心を掻き立てないのはうれしいポイントです。本体を水でまる洗いできるため、細かな毛やトリミング中についた汚れもまとめて落とせるのも魅力でしょう。
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切れ味はよいが、稼動音が大きいため犬が怖がる恐れあり
「ペット用バリカン」は、ペット用品だけでなく生活家電やアクセサリーの販売もおこなうAIRROBOの商品。抜け毛の飛散を防ぎながらトリミングできると謳っています。バリカンのほかにケアに使える除毛ブラシやグルーミングブラシなどもついているのも特徴です。切れ味はよく、非常にスムーズに全身をカットできました。刈った毛をそのまま掃除機で吸引できるので、刃に毛が絡みにくいのもポイント。バリカン本体の重量は174g、長さは15.9cmと手もとの安定感は高かった一方で、持ち手に凹みはなくフィット感にやや欠ける印象でした。15分間連続で稼動させても刃の温度は36.4℃とほとんど上昇しませんでしたが、稼動音が79.6dBと大きかったのはデメリット。大きな音が苦手な犬には不向きでしょう。使用後には掃除機で吸った毛を、タンクを外してそのまま捨てられるのは便利。ただし、掃除機・バリカン部分ともにまる洗いできないため、汚れた際は濡れた布で拭き取らなければいけないのはやや手間といえます。稼動音や手入れの手間はややネックですが、掃除機つきで切れ味のよいバリカンを探している人におすすめです。
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力強く切れ味に優れているが、稼動音が大きいため上級者向き
「プロフェッショナル」は、国内を中心に高品質なペット用品を多数販売しているドギーマンハヤシの商品。プロフェッショナルという名の通り、ハイパワーな切れ味が特徴と謳っています。切れ味のよさの検証の結果、引っ掛かりのない非常によい切れ味でした。ストレスのない快適なトリミングができるでしょう。257gとやや重いため安定感に欠け、手元がぐらつく印象でした。そのため、慎重で丁寧なトリミングを心がけましょう。 15分連続で稼動したときの刃の温度は40.5℃と、そこまで上昇しませんでしたが、稼動音は70.9dBとうるさいのがネックに。そのため音に敏感で怖がりやすい犬には向いていないでしょう。掃除用ブラシは付属していますが、本体を水でまる洗いできないため、汚れた部分は濡れた布で拭く必要があります。パワーが強く切れ味に優れているのですが稼動音が大きいため、トリミングに慣れた上級者向けの商品です。
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初心者でも使いやすい。動かしやすく、スムーズに切れる
Next upの「ペットバリカンα」は、犬用バリカン初心者におすすめです。切れ味はよく、スムーズに全身の毛を切れました。実際に使用したモニターからは「ムラがないなめらかな仕上がり」とプラス意見のコメントが寄せられています。本体の長さは19cmと長いものの、重量は215gと扱いやすい重さです。刃幅も4.5cmと広すぎず狭すぎずなので、狙った場所にバリカンを動かしやすいでしょう。刃は着脱でき、水洗いができます。掃除用ブラシが付属しており、毛クズなどをすっきりできるのもうれしいポイントです。15分連続で使用しても、刃の温度は33.8℃とあまり上昇しません。稼動音も63.7dBとそれほど大きくないので、犬を驚かせたり、怖がらせたりする心配は少ないでしょう。スムーズに切れるうえに動かしやすく、犬にとってもやさしいので、初心者でも扱いやすいといえます。
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スムーズに動かしやすいが、刃の温度が上がるのがネック
グルーミング用品を中心に販売しているPatekerの「グルーミングバリカン」は、刈り高調整ダイヤルと4種類のアタッチメントがついており、細かい刈り高の調整機能が特徴です。重量は219gと扱いやすい重さの一方で、長さ18.0cmと縦に長い分実際よりも重く感じました。安定感はあるものの、長時間持っていると疲れる印象です。さらに切れ味のよさの検証では、多少引っ掛かりはあったものの、おおむねスムーズにカットできました。ただし広範囲を一気に刈るとムラができてしまったので、少しずつ丁寧に刈っていくのがおすすめです。本体を水でまる洗いできないため、使用後には付属の掃除用ブラシで毛を落とし汚れた部分は濡れた布で拭く必要があります。稼動音は62.7dBと静かな一方で、15分続けて稼動した刃の温度は52.2℃と大きく上昇。犬を熱さでびっくりさせたり、やけどの恐れがあったりするので、こまめに電源を切るなどの配慮を心がけましょう。
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カットと吸引を同時にこなす一体型。動作音が大きく、静音性に欠ける
lvittyPetは、ペット用バリカンやグルーミング製品を展開するブランドです。「犬用バリカン」は、カット・吸引・掃除などの複数機能を備えた多機能モデルとして展開されており、家庭でのペットケアを効率的に行いたい人向けの製品とメーカーは謳っています。刃の進みは比較的スムーズで、刃に毛が絡まっても掃除機で素早く吸い取れるため、スムーズにカットを再開しやすい点が特徴。グルーミングと掃除を同時に済ませたい人には便利な仕様です。しかし、吸引力の影響で仕上がりにムラが出るため、丁寧な仕上がりを重視する人には不向きといえます。一方で、本体の長さは21.3cmと長く、コード付き仕様で操作性に欠けます。また、刃の温度は上がりにくく熱には配慮されていますが、作動音は平均77.7dBと大きく、静音性は気になるポイント。大きな音に敏感な犬には不向きといえるでしょう。また、刃は着脱可能ですが、掃除用ブラシが付属しておらず、手入れに手間がかかる点も気になりました。トリミングと抜け毛の処理をまとめて行いたい人におすすめ。静音性、操作性を重視する人は注意が必要です。
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切れ味がよく部分カットにおすすめ。広範囲の使用には不向き
日本ウォールの「WAHL スーパートリム 1592-0495」は、切れ味重視で部分的なカットをしやすいものを求める人におすすめ。刃がスムーズに進み、ムラなくきれいにカットできました。130gという軽さに加えて本体の長さが14.2cmと小ぶりで、刃幅も3.2cmと小さめなので、広範囲よりも細かい部分に使うほうが向いています。実際にペットを飼っているモニターが使ったところ「引っかかりなくスムーズに毛を剃れる」「毛並みを乱さずきれいに短くできる」と好評。取り除いた毛も邪魔にならず、ムラなく思ったとおりにカットできたので、ちょっとした手直しにも使いやすいでしょう。稼動音はそこまで大きくないものの、15分使うと刃の温度は45.9℃とやや高めになったため、低温やけどには注意が必要です。また、刃の着脱はできますが、水洗いはできないので、手入れは手間に感じる可能性も。扱いやすさよりも、部分カットのしやすさ重視の人に向いています。
監修者:大谷幸代(トリマー/ドッグトレーナー/ペット用品販売士/ペット専門学校講師)
ガイド:佐々木里緒(マイベスト ライフスタイル領域担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

